若林出産後初V「息子の存在と家族に感謝」
◆18日、国内女子ゴルフ GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ最終日(茨城・イーグルポイントGC)
前の大会でプレーオフの末、惜しくも敗れた若林舞衣子選手が、野澤真央選手とのプレーオフを制し、出産後初優勝を飾りました。
首位に立つ若林選手と1打差で追う野澤選手。迎えた18番ホール、若林選手のボギーに対し、野澤選手はパーをセーブ。プレーオフに突入します。
プレーオフ2ホール目、野澤選手がパーとすると、若林選手は決めれば優勝となるバーディーパットをしっかりと沈めて決着。2019年4月に第一子となる男の子を出産した若林選手は、うれしい出産後初の優勝。通算4勝目を挙げました。
さらに、若林選手はここまで85ホール連続ボギーなし。国内女子ツアーの連続ノーボギー新記録を樹立しました。
家族が見守るなかで優勝を決めた若林選手は、「息子の存在も大きいですし、なにより家族のサポートがないと絶対にこの場には立てていないので、本当に感謝の気持ち一つです」とコメント。
また、東京五輪ゴルフ女子日本代表の稲見萌寧選手は、最終日を4バーディー1ボギーの4位タイでこの大会を終えました。
写真:日刊スポーツ/アフロ ※写真は2021年7月16日大会初日