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巨人ドラフト3位・赤星優志 プロ初失点 桑田コーチは「打たれて、課題を克服しながら勉強」

2022年2月20日 21:20
巨人ドラフト3位・赤星優志 プロ初失点 桑田コーチは「打たれて、課題を克服しながら勉強」
DeNAとの練習試合に登板した巨人・赤星優志投手
◇プロ野球・練習試合 DeNA6-2巨人(20日、沖縄・那覇市)

巨人はDeNAと練習試合を行い、ドラフト3位の赤星優志投手が、2度目の対外試合登板。2イニングを投げて、3連打を浴びるなど2失点。プロ初の失点を喫しました。

それでも、この日のストレートの最速は150キロ。失点後にはすぐに修正し、ストレートに加えて110キロ台のカーブも織り交ぜながら、2イニングを投げきりました。

赤星投手は登板を振り返り、「ボール球を有効に使うことを前回からの課題として臨んだが、まっすぐで(ストライクを)取りにいってしまった。甘くなるところもあった。まだまだ修正していかないといけない」と、課題を口にしました。

今日の赤星投手の投球について、桑田真澄投手チーフコーチは、「コントロールが良くて、ストライクはいつでもとれる。それはイコール、バッターも(狙い球を)絞りやすくなってくる」と分析。「スピードもあるんですけど、コントロールもさらに磨いて欲しい」と、更なる進化を求めました。

それでも桑田コーチは、「いつも完璧に抑えてシーズンに入るよりも、打たれて自分で課題を克服していきながらプロの世界で勉強していってもらいたいね」と、期待を込めた言葉を送りました。

27日まで続く沖縄キャンプでは、残り7日間で4つの対外試合が開催予定。1軍の先発投手候補の1人である赤星投手。生き残りへ、持ち味のコントロールを生かしてアピールを続けます。