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【ヤクルト】開幕投手・奥川恭伸に高津監督「責任ある投球は果たさないと」 開幕前最後の登板に辛口

2025年3月19日 6:00
【ヤクルト】開幕投手・奥川恭伸に高津監督「責任ある投球は果たさないと」 開幕前最後の登板に辛口
自身初の開幕投手を務めるヤクルト・奥川恭伸投手(写真:時事)
プロ野球オープン戦 ヤクルトー阪神(18日、神宮球場)

ヤクルトは18日、ホーム・神宮球場で阪神とオープン戦。先発のマウンドには自身初の開幕投手を務める奥川恭伸投手が上がりました。

初回、守備のファインプレーにも助けられ無失点に抑えた奥川投手。打線の援護もあり0-3で迎えた3回、2アウトまで進めると阪神2番の中野拓夢選手に四球で出塁を許すと、展開は一変。佐藤輝明選手と森下翔太選手に連続タイムリーを浴び、2失点。5回途中78球を投じ、6安打4奪三振1四球2失点の内容でマウンドを降りました。

試合後、取材に応じた高津臣吾監督は奥川投手の内容について「あんまり調子は良くなかったのかなと思います。ただこれで本番に入っていくので、今までのはなしとは言えないけど当日万全な状態で勝ちに導いてくれるピッチングをしてくれたらと思います」とコメントしました。

中野選手を四球で背負ってからの失点については「理想はそうですけど、ランナー走った後はリーグ戦でも当たり前にもあることですし、本当に勝とうと思ったら自分でピシャといって責任ある投球は果たさないとなかなか勝ちはついてこない」と辛口。

それでも「去年の秋から一生懸命でボールを投げることに対して意欲的で力強さとスタミナをつけようとしているのはすごく感じながら見てました。春のキャンプで1回離脱はあったんですけど、なんとか開幕当日を迎えられそうなのでいままでやってきたことをその努力を実らせるようなシーズンにしてほしい」と期待を募らせました。
最終更新日:2025年3月19日 6:00