競泳・池江璃花子「まずは決勝に残って」
東京五輪開会式の23日、日本代表選手団が開幕へ向けてコメントを発表しました。
以下、主な選手のコメント(原文のママ)
■競泳・池江璃花子選手
「今の調子はいいと思っています。調整の段階に入っていますが、タイムも安定して出ています。気持ちもオリンピック本番が近づいているなと実感していますし、先日、アクアティクスセンターに行きましたが、いよいよ始まるんだなという気持ちになりました。無観客での開催になりましたが、レースは自分たちがやるべきことをやるだけですので、あとは全力を尽くして、テレビの前で見てくれている人たちが盛り上がるようなレースができればと思います。とにかくまずは決勝に残って、フリーリレーとメドレーリレーの両方で日本記録を更新できればかっこいいかなと思います。頑張ります」
■競泳・瀬戸大也選手
「ここまでしっかりと準備ができていて、体も心も整っている状態なので、すごくワクワクしています。自分が求めている泳ぎや理想の泳ぎをやりたい、というワクワクです。今回はコロナ禍で世界中が大変になっているにもかかわらず、自分たちアスリートが立てる舞台を開催いただき、応援してくださる方々には、結果を出すことしか現時点ではできることがないので、しっかりと頑張っている姿を見てもらいたいと思います」
■競泳・萩野公介選手
「選手村に入って各国・地域の選手たちを見かけたり、他競技の日本代表選手と顔を合わせたりすると、いよいよオリンピックが近づいてきたなと感じました。オリンピックにしかない雰囲気があって、それは選手たちがつくるものですが、今回も他の大会とは違うなと感じます。自分自身はその時その時を全力でやってきたので、あとは力を出すだけだと思っています」
■サッカー・吉田麻也選手
「いよいよだなという気持ちです。ここまで非常にいい流れで来ていますし、チームとしても状態が上がってきています。オリンピックは、勝ち上がれば勝ち上がるほど、選手のサッカー人生にとってすごく大きなイベントになります。実際、僕にとってのロンドンオリンピックはそうでしたし、北京オリンピックはあっという間に過ぎ去ってしまったという想い出しかありません。自分のサッカーキャリアのなかでも最高の大会だったと、終わったあとにみんなが感じられるような、そんな期間にしたいと思っています。そのために、強く要求する、お互いに高め合う。自分を自制して、日本のために、チームのためにどれだけ戦えるかが鍵になります。うまく先導できればいいなと思っています」
■サッカー・久保建英選手
「小さいころからサッカーをやってきて、こうして日本を代表してオリンピックに出られることは光栄です。出るからには勝つつもりでいくのはどの大会も変わらないですし、ここで勝ったから世界との差が縮まるものではないですが、勝つことでチーム、個人の成長、日本サッカーの世界へのアピールにもつながるので、いい意味で世界を驚かせる大会にしたいです」
■バレーボール・石川祐希選手
「このような大きな舞台でプレーができることをとてもうれしく思います。結果を求めるとともに、この大会では最高のパフォーマンスを発揮します。また、今まで支えて下さった方々への恩返しや感謝の気持ちを伝える舞台として全力で臨みます。まずは、今まで練習でやってきたことや試合で経験してきたことを出せるようにすることが大事だと思います。どんな状況でもその環境や雰囲気を作ることを意識していきたいです。その中で、苦しい場面などプレッシャーがかかった場面で、プレー面でも、精神面でも、チームの支えになるようにチームを引っ張りたいです」
■バレーボール・古賀紗理那選手
「日本代表として結果にこだわらなければならないと強く思いました。私は得点を取ること、ディフェンスの軸となり周りを生かす動きをすることでチームに貢献したいです。また、ゲーム状況を把握し、ゲームメイクを意識してプレーしていきたいです。応援して下さる方々には、守りに入ることなく常に強気で攻めている姿を見ていただきたいと思います。自分自身も周りも生かして、常に点を取ることを考えてプレーしたいと思います」
写真:アフロスポーツ/JOC