寺田「いろんな人の顔浮かんだ」決勝ならず
◇8月1日、東京五輪・大会10日目、陸上・女子100mハードル準決勝、国立競技場
女子100mハードルの準決勝が行われ、日本からは寺田明日香選手が出場しました。
1組目に登場した寺田選手は、レース序盤でスピードに乗りますが、後半から他の選手に引き離されます。記録は13秒06の6着でフィニッシュ。決勝の舞台には届きませんでした。
以下、レース後の寺田明日香選手のコメントです。
――準決勝を走り終えて
「できるだけ前についていきたかったが、あっという間に離されてしまったのは悔しい。いろんな方々に支えていただいて、今日も走れたので、『ありがとうございました』と言いたい」
――日本勢として21年ぶりの準決勝の舞台
「緊張というよりは、落ち着いて走りたいなと思っていた。でもいろんな人の顔が浮かんだ」
――どんな顔が浮かんだ
「いろんな人と頑張ってきたところとか、近くで応援してくれているので、(会場内の)コールルームからここ(陸上トラック)に来るまでの間に浮かんでいました」
――家族の支えも多くあった。この5年間を振り返って
「(以前、挑戦した7人制)ラグビーも含めて、目標を持つなかでいろんな人たちに出会って、一緒に一つ一つの目標をクリアしていくことが、どれだけ大切で楽しいのかを感じながらやってこられた。ありがたいなと思っている」
写真:松尾/アフロスポーツ