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ショーン・ホワイトも期待 平野歩夢の挑戦

2021年8月4日 17:57

「コンニチハ!ボクノナマエハ、ショーン・ホワイト。ハジメマシテ!」

日本語で挨拶したのは、スノーボードで3回冬の五輪を制した、“絶対王者”ショーン・ホワイト選手(34・米国)。地元テレビ局の東京五輪解説のために来日しています。5日に行われるスケートボード男子パークの会場を訪問していたショーン・ホワイト選手へ日本テレビが独自取材しました。

BMXやスケートボードの会場となっている「有明アーバンスポーツパーク」についてショーン・ホワイト選手は、「この会場は素晴らしい。この場所に来られてとてもうれしい。頑張れ、日本」と、コメント。堀米雄斗選手らが初代王者となった“五輪新競技のスケートボード会場”を称賛しました。

そんなショーン・ホワイト選手が注目するのは、スケートボード男子パーク日本代表の平野歩夢選手(22)です。平野選手は、スノーボードのハーフパイプで、14年ソチ五輪と18年平昌五輪で銀メダルを獲得。東京五輪には、スケートボードで出場し、“二刀流”での挑戦となります。

五輪代表に決まった直後、二刀流挑戦について平野選手は「幼い頃からスケートボードも同時に始めていて、スノーボードの練習の一環としても取り入れていた。途中からはスノーボードがメインでスケートボードから離れていたが、チャンスが自分にきたのを感じ、1つの挑戦として誰もやっていないことをやりたいという気持ちから始まった」と話し、「(東京五輪に)出るからにはトップを狙いたい」と決意を語っていました。

平野選手についてショーン・ホワイト選手は、「歩夢がスノーボードやスケートボードの大会に出ているのを見てきた。彼は選手としても才能があるし、人としても素晴らしい。彼がどちらの競技をやるにしても応援する」と、二刀流挑戦を支持。

そして最後にカメラに向かって、「歩夢、応援しているから頑張って」とこれまで数々の国際大会で戦ってきた“ライバル平野歩夢”へエールを送りました。


写真:平野選手へエールを送るショーン・ホワイト選手(8月3日取材)