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村岡桃佳 冬夏“二刀流”で東京パラへ

2021年6月10日 19:54
村岡桃佳 冬夏“二刀流”で東京パラへ

東京パラリンピックの開会式までは75日となった10日、初めて夏のパラリンピックに挑む村岡桃佳選手(24)がオンラインで会見を行いました。

先月、陸上100m(T54)で代表に内定した村岡選手は、「東京パラリンピックの出場内定をいただくことができて何よりもホッとしているのが正直な気持ち」と、現在の心境を明かしました。

下半身まひの障害がある村岡選手は2018年の冬季大会、平昌パラリンピックに出場。アルペンスキーの大回転で、冬季大会日本選手史上最年少の21歳で金メダルを獲得しました。

さらにこの大会では、ほかにも銀メダル2つ、銅メダル2つを獲得。1大会で5つのメダルを手にしました。

そして、2019年春からは夏のパラリンピック出場へ本格的に陸上競技に取り組んだ村岡選手。現在は切断や機能障害のある車いすのクラス(T54)で100メートルの日本記録を保持しています。

冬と夏の“二刀流”で大舞台へ、初めて挑む夏のパラリンピックに向けては、「東京オリンピック・パラリンピックが開催されるということになれば、最高の自分の中でできる一番いいベストパフォーマンスを発揮して、私自身も笑顔で終われたらいい」と活躍を誓いました。