パラ陸上代表内定 前回銅、辻沙絵ら12人
日本パラ陸上競技連盟と日本知的障がい者陸上競技連盟は10日、今夏に開催される東京パラリンピックの日本代表に、4月1日付の世界ランキングで出場権を獲得した12人を内定選手として発表しました。
前回のリオデジャネイロ大会、女子400メートル(上肢障害T47)で銅メダルを獲得した辻沙絵選手(26)は、2大会連続で代表入り。
辻選手は、連盟を通じて「今回、2度目のパラリンピック出場資格を得られることができて、ホッとしたとともに嬉しく思います。自分自身がコントロールできることにフォーカスし、大会本番まで最大限の準備をして試合に挑みたいと思います」と意気込みを語りました。
そして、2018年平昌大会のアルペンスキー女子大回転(座位)で金メダルを獲得した村岡桃佳選手(24)は、100メートル(車いすT54)での代表内定が決まりました。パラリンピック冬夏連続での出場となります。
村岡選手は、「1人でも多くの皆様に応援して頂けるよう、1人のアスリートとして今できることに全力を注いでいきます」とコメントしています。
■日本パラ陸上競技連盟推薦内定選手
(男子)
石田駆 T46 400m
樋口政幸 T54 5000m
山崎晃裕 F46 やり投
永田務 T46 マラソン
(女子)
澤田優蘭 T12 走幅跳
村岡桃佳 T54 100m
辻沙絵 T47 400m
喜納翼 T54 マラソン
■日本知的障がい者陸上競技連盟推薦内定選手
(男子)
赤井大樹 1500m
岩田悠希 1500m
(女子)
外山愛美 400m
古屋杏樹 1500m
写真:長田洋平/アフロスポーツ