マラソン鈴木健吾一夜明け「日本新を実感」
先月28日に行われた第76回びわ湖毎日マラソンで2時間4分56秒の日本新記録で優勝した鈴木健吾選手(25)が1日、一夜明けて会見を行いました。「日本新記録を出したんだなと実感している次第です」と、改めて喜びを口にしました。
大迫傑選手(29)が持っていた前日本記録2時間5分29秒を33秒更新し、日本人では史上初の2時間4分台をマークした鈴木選手。「いろいろな人から連絡をいただいたり、メディアに取り上げられて日本新記録を出したんだなと少しずつ実感している次第です」と述べました。
さらに鈴木選手は「思った以上にダメージが足にきて朝走ってみた感じだと前ももに疲労が残っていたので、少し休養を取って次の目標に向かってやっていきたいなという気持ちです。今までずっとケガをすることが多かったので、ケガをしないようにこれから練習の継続をしっかりやっていくことが大事なのかなと思います」と、さらなる目標も見据えました。
また、日本新記録樹立者に出ていた褒賞金1億円の制度が2020年3月で終了し、ボーナスをもらえなかったことについては「それは東京五輪の話だと思ってあまり考えていませんでした」と、笑顔で話しました。