◇２４日開幕、国内女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン（宮城・利府ＧＣ）

大会前日に取材に応じた渋野日向子選手。アメリカ再挑戦を決意した男子ゴルフの石川遼選手について、「すごく尊敬でしかない」と話しました。

渋野選手は、先週の大会で米女子ツアーから復帰後最高となる４位タイでフィニッシュ。「いい感じでは来ていると思うので、この感じを維持することと、予選通過すること。そこは頑張りたい」と、約２年ぶりの国内ツアー優勝へ慎重な姿勢を見せました。

また、渋野選手は米下部ツアー予選会に臨むことを表明した石川選手についてもコメント。「日本の女子で言うステップアップツアーなので本当に厳しいとは思うんですけど、それでもＰＧＡ（米男子ツアー）で戦いたいって気持ちがあるからこそのこの決断だと思う。本当にすごいなというふうに思いますし、すごく尊敬でしかない」と、石川選手の覚悟に敬意を表しました。

さらに自身の米ツアー挑戦に対しては、「海外で活躍されている日本人選手。松山英樹さんだったり、同世代の畑岡奈紗ちゃんだったり、年下だと笹生優花だったり。いろいろな選手がアメリカで戦っている姿を見て、私ももっとアメリカで戦いたいって気持ちもありました」とコメント。

２年前に全英女子を制し、メジャー優勝を経験している渋野選手ですが、「（石川選手の挑戦で）私ももっと頑張らなきゃいけないし、アメリカへの強い気持ちも増しました」と、自身の米ツアー挑戦へ向け決意を新たにしました。

写真：日刊スポーツ／アフロ