野球解説者の江川卓さんが９日、「Ｇｏｉｎｇ！Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ」に出演。セ・リーグのヤクルト、阪神によるし烈な優勝争いについて語りました。

９日に行われた首位攻防戦では、２位・阪神がヤクルトを２－１で下し、試合終了時点でゲーム差を「２」に縮めました。それでも、残り１２試合の阪神に対して、ヤクルトは１５試合を残しており、ヤクルト優位のままペナントレースは最終盤に突入します。

江川さんは９日の番組内で「（優勝は）まだ阪神にもありますね」と分析。阪神の逆転優勝のキーマンには佐藤輝明選手、さらに現在戦列を離れているサンズ選手の名前を挙げ、「（佐藤選手は５日の試合で）ヒットも出て、これでメンバーに入ってくる。今はサンズ選手もいない。この２人が戻ってくれば逆転というのも十分ある」と解説しました。

その一方で、「今はちょっと得点が低いので、なかなか投手陣が頑張らないと難しい」と、投手陣の奮闘にも期待を込めました。

これに対し、ＭＣを務める上田晋也さんが「（ヤクルトと阪神）どっちが有利か伺いたい」と質問。江川さんは、「日々、両方有利です。私も気になります」と優勝チームの明言は避け、笑いを誘いました。