【一問一答】渋野日向子、2週連続優勝へ
前週の大会で約2年ぶりに国内ツアー優勝した渋野日向子選手が14日、「富士通レディース2021」の開幕に向け記者会見。2週連続優勝のプレッシャーについて、「そんなに感じてない」とコメントしました。
▽以下、テレビパート会見の一問一答
─ラウンドしてみてコースの印象を教えてください
グリーンがかなり早いなっていう印象とラフが長くはないんですけどちょっと難しい、(芝の)根が強そうだなっていうラフなので、入ったら難しそうだなっていう印象でした。
─今回のご自身の調子はどうですか?
やってみないと分からない感じではあるんですけど、悪くはないと思います。
─先週優勝して今週はどんなプレーを見てほしいですか?
やることは変わらず、本当に目の前の一打にしっかり集中して、悔いの残らないように戦いたいんですけど、どこを見てほしいかと言われると、そうですね、特にはないんですけど、ちょっとずつドライバーも振れてきてはいるので、春くらいの自分の飛距離と今やっぱり変わってきてるのを見てほしいかなって感じです。
─2週連続優勝がかかる大会ですが、今大会の目標を教えてください
なんか優勝した次の週は、変にプレッシャーがかかるとか2年前はちょっとあったんですけど、今はそんなに感じてないので、取りあえずいつも通り予選通過をして、決勝ラウンドに臨むことっていう感じですかね、今のところは。
─プレッシャーかからなくなったっていうのは何か心境の変化があったんですか?
そうですね。まあ、(心境の変化があったから)なのかもしれないし、無観客だからなのかもしれないし、久しぶり過ぎるからかもしれないです。
─SNSとかを見てると優勝のメッセージもたくさんあったと思いますが、特に印象に残っているメッセージはありますか?
そうですね、うーんなんだろう。ちょっとうれしいなっていう書き方をしてくれてたのは、稲見萌寧のストーリー。Instagramでストーリーを上げてくれてたんですけど、なんだっけな?「あなたが一番似合う場所」って書いてくれたのが、結構私的にはドキッとしたというか、めちゃくちゃそういう書き方をしてくれるのはうれしかったなって感じですかね。
─渋野選手が男性だったらほれちゃう書き方でしたか?
いやそれはないですね(笑)分かんないけど(笑)
─ファンやマネージャー、ご家族からのリアクションはどうでしたか?
一緒に住んでるおばあちゃんが、今年だったか、去年だったかな?「最近お花が届かないから寂しいわー」って言ってるのを思い出して、優勝するとお花が実家に届いたりするので、今回届いたのを写真で家族に送ってもらって喜んでるって聞いた時はすごくうれしかったです。
─2年ぶりの優勝で渋野選手にとって、ゴルフ人生の中でも大きい優勝だったと思うのですが、その辺はどうでしたか?
どの優勝もうれしかったんですけど、初優勝の優勝とか、全英の優勝だったりに比べると、すごく考えることの多い優勝だったかなと思うので、私の中では一番考え深い出来事だったかなっていう感じです。
─試行錯誤の中での優勝だったと思いますが、自分のゴルフに対する考えやモチベーションは変わったりしましたか?
この優勝で何かが変わるって全くないんですけど、だからって調子に乗るとかもないですし、でもまあちょっと自信にはつながるなっていうふうに思うくらいで、本当にやるべきことは変わらないですし、今やってることを継続していくことが大事だなって思ってます。
─前週の優勝でリコーの出場権もあると思いますが、スケジュールに変更はありますか?
今のところちょっと考え中ですね。
写真:日刊スポーツ/アフロ
※写真は前週のスタンレーレディス優勝