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DeNA 中井大介&武藤祐太が現役引退

2021年10月15日 13:28
DeNA 中井大介&武藤祐太が現役引退

プロ野球・DeNAは15日、中井大介選手(31)と武藤祐太投手(32)が、今シーズン限りで現役を引退すると発表しました。


以下、球団を通じて発表された中井選手と武藤投手のコメント


<中井大介選手>

横浜DeNAベイスターズ、そして全国の野球ファンの皆様、私、中井大介は今シーズン限りで引退する事を決断致しました。

読売ジャイアンツで11年間、横浜DeNAベイスターズで3年間、一選手として何か大きな事を成し得た訳ではありませんが、沢山の仲間や、沢山の指導者、そして沢山のファンの方々に支えられたおかげで14年間もこのプロ野球の世界でプレーすることができました。

戦力外を経て移籍した初年度から応援歌を作っていただき、満員の横浜スタジアムで皆様からの声援を浴びてプレーできた日々は一生忘れられない私の宝物です。本当にありがとうございました。

選手としては今シーズン限りで引退しますが、今後も変わらず中井大介を応援していただけると幸いです。

最後に、私はこのタイミングで引退を発表させていただきますが、横浜DeNAベイスターズならびに、プロ野球はまだ今シーズンの戦いが残っています。ベイスターズファンの皆様、そしてプロ野球ファンの皆様、最後まで選手達と共に戦ってあげてください!!

14年間温かいご声援をありがとうございました。


<武藤祐太投手>

この度、2度目の戦力外となり、プレイヤーは引退する事と決意いたしました。

ドラゴンズ7年、ベイスターズ4年。良い思いや悔しい思い出、悲しい思い出。色々ありましたが、何よりも満員のナゴヤドーム、横浜スタジアムで投げられたことはすごく幸せでした。

悔いはないと言ったら嘘になりますが、11年間突っ走ってきたつもりです。

最後に応援していただいた関係者、スタッフの方々、そしてファンの皆さま本当にありがとうございました!


またDeNAは、両選手の引退セレモニー開催も合わせて発表。中井選手は20日の巨人戦(横浜スタジアム)、武藤投手は23日の中日戦(横浜スタジアム)と、かつて在籍していた球団のファンの前で行います。


【中井大介選手の経歴】
▽三重県・宇治山田商業高出身。2007年ドラフト会議にて高校生ドラフト3巡目で巨人に指名されてプロ入り。
▽巨人では345試合に出場。18年に戦力外通告を受け、19年からDeNAでプレー。
▽DeNAではこれまでに160試合出場、66安打5本塁打をマーク。今季は12試合出場で14打数1安打。
▽5日に来季の契約を結ばない旨が発表され、戦力外通告。
▽プロ通算成績は、505試合出場、227安打16本塁打65打点、打率.243。

【武藤祐太投手の経歴】
▽埼玉県・飯能南高出身。社会人を経て2010年に中日から3位指名を受けてプロ入り。
▽3年目の13年に58試合出場するなど、中日では125試合に登板。17年に戦力外通告を受け、18年からDeNAでプレー。
▽DeNAではこれまでに72試合に登板も、今季は出場なし。
▽5日に来季の契約を結ばない旨が発表され、戦力外通告。
▽プロ通算成績は、197試合登板、10勝9敗21ホールド、防御率4.25。


球団提供
左:中井大介選手、右:武藤祐太選手