ヤクルト・歳内宏明 2度目の戦力外通告
プロ野球・ヤクルトは5日、歳内宏明投手(28)と中尾輝投手(27)、蔵本治孝投手(26)の3選手と来季の契約を結ばないと発表しました。
歳内投手は兵庫県出身。聖光学院高校(福島)時代、甲子園に出場し2011年のドラフト2位で阪神に入団。2014年にプロ初勝利をあげますが、その後は1勝にとどまり2017年オフに育成選手に。2018年7月に改めて支配下選手になるも1軍で出場することなく、2019年に戦力外通告を受けました。
それでも2020年には独立リーグの香川オリーブガイナーズでプレーし、最優秀防御率のタイトルを獲得する活躍。9月にヤクルトでNPBに復帰すると、10月1日のDeNA戦で先発し7回無失点の好投でNPBでは1829日ぶり白星をあげました。
しかし今季はここまで1軍登板はなく、5日に戦力外通告。通算では64試合に出場し3勝6敗、防御率は4.18でした。
また、2018年には54試合に登板した中尾輝投手と、蔵本治孝投手も戦力外通告となりました。ともに今季の1軍登板はありませんでした。