ヤクルトM3 引き分けも優勝へ一歩前進
◇セ・リーグ 阪神0-0ヤクルト(20日、阪神甲子園球場)
優勝マジック4の首位ヤクルトは2位の阪神と対戦しました。ヤクルトの先発・高橋奎二投手は2回から3回にかけて三者連続三振を奪うなど、7回を投げて被安打4、奪三振8、無失点の好投を見せました。
高橋投手は、「今日は先頭打者をださないことと、低めに丁寧に投げることを意識し投げました。大事な試合ですが、何とか7回まで投げられて良かったかと思います」とコメントしました。
一方、打撃陣は阪神3投手の継投の前に4安打と9回を終えて無得点。9回裏、ヤクルトの守護神・マクガフ投手が先頭の阪神・中野拓夢選手にヒットを打たれると、その後、1アウト2塁と一打サヨナラのピンチを作られます。
続く4番・マルテ選手には、フルカウントから152キロのストレートでファーストファウルフライとし2アウト。5番・糸原健斗選手には粘られた後の9球目、153キロのストレートでレフトフライに打ち取り引き分けに持ち込みました。
これでヤクルトはマジックを3とし優勝へ一歩前進。優勝は最短で22日(金)となりました。