高木美帆 大会新記録で6連覇も「反省」
◇スピードスケート全日本距離別選手権最終日(24日、長野エムウェーブ)
スピードスケートの今季国内開幕戦となる全日本距離別選手権の最終日。女子1500メートルで世界記録保持者の高木美帆選手が優勝し、6連覇を達成しました。
高木選手は前半700メートルで出遅れ、全体の4位のタイムで通過します。しかし、レース後半でもペースを乱さず、粘りの滑りを見せて1分54秒59の大会記録をマークし優勝しました。
高木選手は初日の3000メートル、2日目の1000メートルに続く三冠で、国内開幕戦を締めくくりました。
高木選手は「今日のレースはスピード感に欠ける。動きは悪くなかったが、勢いは体のコンディションに比べると緩かった。今の自分の状態だったら、もっと上を目指して行かないといけなかったので、そこは反省だと思っている」と自身の滑りを振り返りました。
写真:森田直樹/アフロスポーツ