◇体操　世界選手権男子種目別・跳馬決勝（２４日、福岡・北九州市）

自身の名前が付く技「ヨネクラ」を持つ、跳馬のスペシャリスト・福岡出身の米倉英信選手が、地元・福岡で行われた世界選手権の種目別・跳馬決勝に出場しました。

１本目から最高難度「ヨネクラ」に挑みます。着地を前に一歩で踏ん張ると、予選の得点を越える１５．０００をマークします。

２本目の前方に２回半ひねる大技・ヨー２。着地でわずかに後ろに一歩出ますが、こちらも高得点の１４．７３３をマーク。

２本の平均点で争われる跳馬で１４．８６６となった米倉選手は、世界選手権初出場で銀メダルを獲得しました。

演技後、米倉選手は「着地も狙えて攻めた演技ができた。自分で誇りに思う内容だった」と自身の演技を振り返り、地元・福岡での開催について「皆さんに福岡で演技を見せられたことがうれしい。家族や親戚、見に来てくださった方々に感謝の気持ちでいっぱい」と語りました。


写真：ロイター／アフロ