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「金メダルを」車いすバスケがパリへ決意

2021年10月28日 18:42
「金メダルを」車いすバスケがパリへ決意

日本車いすバスケットボール連盟が28日、日本代表チームの強化体制について会見を実施。男女日本代表ヘッドコーチ(HC)が出席し、2024年のパリパラリンピックへ向けた強化体制と意気込みを語りました。

男子日本代表は、東京パラリンピックで歴代最高成績の銀メダルを獲得。Wエースの藤本怜央選手と香西宏昭選手を中心に、鳥海連志選手ら若手も躍動。大会を大きく盛り上げる活躍を見せていました。

20年2月からチームの指揮をとり、パリ大会に向けても続投が決まった京谷和幸HC。会見では「これからが本当の意味で我々の力が試されるのではないかと思っている。どれだけ世界のトップと戦えるか、常に世界のトップ5に入る力をつけていくことが今後重要になる」と話し、3年後のパリ大会では「もう一度ファイナルの舞台に立って、金メダルを目標として考える」と、改めて“世界一”を目指すことを明かしました。

また、東京大会で6位入賞の女子日本代表HCには、岩野博氏が新たに就任。約10年間率いたクラブチームで皇后杯優勝に7度導いた経験を持つ新指揮官は、「歴代HCが掲げてきたバスケットは踏襲しつつ、得点力で勝負できるチーム作りをしたい」と攻撃的なスタイルを目指す考えを示し、パリ大会に向けて「メダルゲームに絡み、男子(の目標)と同じように金メダルを獲得したい」と、史上初の金メダル獲得を目標に掲げました。

写真:アフロスポーツ