ビッグボス視察3日目は「トーク無いから」
プロ野球・日本ハムの“BIGBOSS”こと新庄剛志新監督が10日、沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプを3日連続で視察しました。
連日、ファッションと発言で注目されるBIGBOSSは、初日に全身赤のスポーツウエアであらわれると、午後には上下黒の衣装へチェンジ。2日目は白のウエアに茶色いバンダナのいでたち、3日目のこの日は黒いTシャツでグラウンドに登場しました。その後は肌寒かったのか、球団の青いウエアを着て、精力的に視察を行いました。
初日と2日目の練習後には、囲みといわれるインタビュー取材対応をしていましたが、3日目は無し。
それでもシートノックでは、選手に普段のポジションとは違う守備位置を守らせる新庄流の練習を行い、その合間に報道陣へ自身の野球理論を明かす場面も見られました。
主な発言は以下の通り。
■球場入り時
「きょうはクライマックス(シリーズ)があるので、し~。話題は控えます」
■練習視察中
「きょう外野の子が内野守って、使えんじゃね?って思ったら使ったらいい」
「外野は内野の気持ち、キャッチャーは外野の気持ち。相手の気持ちを分からせて、そしたら送球でこういうボールを投げてあげたら捕りやすいんだというのをわかって、愛情を持った返球になってくる」
■午前練習を終えて
「きょうは本当に良かった。(ポジションを変えた)シートノックね、一番のポイントは。ここからまた鎌ケ谷で練習している子たちが入って、いろんなポジションを守らせて。僕のこの脳(の中)でこうやってみないとか、めちゃくちゃ面白い」
「きょうはCS(ファイナル初戦)。衣装チェンジはしないから」
10日は、クライマックスシリーズ・ファイナルステージの初戦で、ビッグボス新庄剛志新監督の宣言通りこの日の“お色直し”はありませんでした。
そして「飽きたら2日で帰る」と言いつつも予定していた3日間のキャンプ視察をし終えたBIGBOSS新庄新監督。自身のTwitterを更新し、「BIGBOSSとしての意味のある3日間。沖縄キャンプありがとうございました。ひと回り大きくなった選手たちと1月31日にまた戻ってきます」とキャンプ視察を締めくくりました。