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【車いすバスケ】男子日本代表がパリパラリンピックの出場逃す 東京大会では銀メダル獲得も無念の敗戦

2024年1月20日 17:00
【車いすバスケ】男子日本代表がパリパラリンピックの出場逃す 東京大会では銀メダル獲得も無念の敗戦
イランに敗れパリパラリンピックの出場権を逃した車いすバスケ男子日本代表(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
車いすバスケットボール男子日本代表は19日、アジアオセアニアチャンピオンシップス準決勝でイランに敗れ、パリパラリンピック出場を逃しました。

東京パラリンピックでは銀メダルに輝いた男子代表。この大会で優勝すればパリパラリンピックの出場権を獲得、準優勝で世界最終予選への出場権を得られます。

準決勝でイランと対戦した日本代表は第1Qを16ー23のビハインドで終えますが、第2Qでは失点を2点に抑え26ー25と逆転に成功し、前半を終えます。

しかし、第3Qに逆転を許し32-39と7点ビハインドとなると、第4Qでもイランに主導権を握られ、48ー63で敗戦。パリパラリンピック出場とはなりませんでした。

日本代表は鳥海連志選手がチームトップの15得点、10リバウンド、7アシスト。藤本怜央選手と香西宏昭選手が8得点でした。

京谷和幸HCは、「悔しさはありますが、選手たちは最後まで諦めずに全力で戦ってくれました。そんな彼らを誇りに思います。本当に素晴らしい12人でのプレーでした。全責任は勝たせてあげられなかった僕にあります」とコメント。

さらに、「確かにこの負けでパリパラリンピックというものはなくなりましたが、次のロスに向けての第一歩が明日(3位決定戦)になると思いますので、その一歩目としていいゲームをすることが日本代表としての我々の使命であり、責任でもあると思っています」と、2028年のロサンゼルスパラリンピックを見据えました。

この結果に藤本選手はSNSで「応援ありがとうございました。パラリンピックの道は閉ざされましたが、何があっても、どうなっても、最後まで戦い続けるのが日本代表の責任だと思っています。最後も皆で戦って、笑いましょう」と、20日の韓国との3位決定戦に向けて意気込みを語りました。