×

3年半ぶりに車いすバスケ天皇杯が開催 決勝は東京パラ代表対決 鳥海連志vs香西宏昭

2023年1月21日 7:05
3年半ぶりに車いすバスケ天皇杯が開催 決勝は東京パラ代表対決 鳥海連志vs香西宏昭
パラ神奈川スポーツクラブ・鳥海連志選手(左)、NO EXCUSE・香西宏昭選手(右)
◇天皇杯第48回日本車いすバスケットボール選手権大会(20日、東京体育館)

日本の車いすバスケットボールクラブ日本一を決める国内唯一の大会天皇杯。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、およそ3年半ぶりの有観客開催となりました。

東京2020パラリンピック競技大会で日本代表として活躍した選手も多く出場する中、一際存在感を表したのは、NO EXCUSE(東京)キャプテンの香西宏昭選手とパラ神奈川スポーツクラブキャプテンの鳥海連志選手。どちらも東京パラリンピックで日本の銀メダル獲得に大きく貢献した代表選手です。

香西選手は、試合序盤にチームがリズムに乗れないとき、またチームが逆転のピンチに陥ったときなどに、積極的に仲間を鼓舞し、キャプテンとしてチームの士気を高めると、プレーでは武器であるミドルシュートがさえ、1回戦、準決勝ともにチーム最多の28得点をあげてチームを勝利に導きました。

鳥海選手は、武器である高速のチェアワークで、コートを縦横無尽に駆け回ってルーズボールを積極的に拾います。さらにリーチの長さをいかしてチーム一のリバウンド数。1回戦では12、準決勝では14リバウンドで勝利に大きく貢献しました。

日本一の車いすバスケットボールクラブが決まる21日の決勝は、NO EXCUSE対パラ神奈川スポーツクラブ。香西選手と鳥海選手の日本代表対決となっています。