サッカー日本代表・森保監督に聞いた 「4年間で、何を積み上げることができたか?」
続投が決まった森保一監督 写真:YUTAKA/アフロスポーツ
サッカー日本代表、指揮官の続投が発表された森保一監督。
会見で「4年間で、積み上げてきたもの。を具体的に教えて頂きたいです。また、次のワールドカップへ積み上げたいもの。を教えてください」と質問すると、5分間にわたり回答をしてくれました。
森保監督は「みなさんにもお聞きしたいです。また機会があれば教えてください、違う視点があるかもしれませんので。よろしくお願いします」と笑顔で前置きした上で。
「いい守備からいい攻撃へ、というチームコンセプト、目標達成に向けてチーム作りをしてきました。その上で厳しい試合でも、ワールドカップでも、アジア最終予選でも、そのコンセプトのもと戦いはできていたと思います」と回答。
「まだまだ足りないところもありますので、より強固に個々の局面での守備。チームとしての連携・連動の守備はこれからもやっていかないといけない」と個人のレベルアップ、と守備組織の構築を話しました。
攻撃に関しては。
「ワールドカップでは残念ながらボールの保持率では全体的にはあげていけなかった。ドイツ戦・スペイン戦ではかなり低い数字だったともいますが、クロアチア戦では我々がやろうとしたことは、決勝トーナメントの舞台でも攻守にわたって、ある程度力を発揮することができたと思います」と振り返りました。
■日本のボール支配率
ドイツ戦…31%
コスタリカ戦…54%
スペイン戦…20%
クロアチア戦…42%
「より勇気を持って、マイボールを大切にして戦うこと。足りない部分は多いですが、ドイツ戦にしてもスペイン戦にしても、選手たちが常に守備から攻撃のつながりを考えてトライしてくれたからこそ、2得点が生まれたと思います。まだまだ試合をコントロールするボール保持はできていませんが、ボールを放棄することは4年間でほぼなくなったと思います」とボール保持の現状について回答。
「コスタリカ戦についてはボールをつなごうとして、そこから失点につながってしまいましたが、あの意識は間違いなく、これまでやってきた“マイボールを大切する”ことが我々にとっての強みなのだ、と選手が勇気を持って実践してくれたことがでていたと思う。何か大きく成長しようとした時は、痛みなくして成長はできないと思いますので、そこは選手がやってくれたことが見えた部分だと思います」
「スペイン戦にしてもドイツ戦にしても、我々が得点した場面を思い出して頂くと、ゴールキーパーまで選手がプレッシャーをかけて、そこでボールを奪ってゴールつなげたのが1得点ずつあった。選手たちはそれをチャレンジしています」
「マイボールにすることが、プレッシャーを回避できたときに大きなチャンスにつながる、そして試合をコントロールすることにつながる。このことに世界の最先端をいく選手たちはトライしていること。我々はボールを奪って得点に結びつけることができましたが、世界の強豪もトライしているということは、このワールドカップで我々も学んだところ。我々も失点はしたくないですが、彼らがやっているようにマイボールを大切にして自陣から攻撃を組み立てる、かつカウンターも仕掛けられる、ことはこれからもトライをしていきたいと思っています」と答えました。
会見で「4年間で、積み上げてきたもの。を具体的に教えて頂きたいです。また、次のワールドカップへ積み上げたいもの。を教えてください」と質問すると、5分間にわたり回答をしてくれました。
森保監督は「みなさんにもお聞きしたいです。また機会があれば教えてください、違う視点があるかもしれませんので。よろしくお願いします」と笑顔で前置きした上で。
「いい守備からいい攻撃へ、というチームコンセプト、目標達成に向けてチーム作りをしてきました。その上で厳しい試合でも、ワールドカップでも、アジア最終予選でも、そのコンセプトのもと戦いはできていたと思います」と回答。
「まだまだ足りないところもありますので、より強固に個々の局面での守備。チームとしての連携・連動の守備はこれからもやっていかないといけない」と個人のレベルアップ、と守備組織の構築を話しました。
攻撃に関しては。
「ワールドカップでは残念ながらボールの保持率では全体的にはあげていけなかった。ドイツ戦・スペイン戦ではかなり低い数字だったともいますが、クロアチア戦では我々がやろうとしたことは、決勝トーナメントの舞台でも攻守にわたって、ある程度力を発揮することができたと思います」と振り返りました。
■日本のボール支配率
ドイツ戦…31%
コスタリカ戦…54%
スペイン戦…20%
クロアチア戦…42%
「より勇気を持って、マイボールを大切にして戦うこと。足りない部分は多いですが、ドイツ戦にしてもスペイン戦にしても、選手たちが常に守備から攻撃のつながりを考えてトライしてくれたからこそ、2得点が生まれたと思います。まだまだ試合をコントロールするボール保持はできていませんが、ボールを放棄することは4年間でほぼなくなったと思います」とボール保持の現状について回答。
「コスタリカ戦についてはボールをつなごうとして、そこから失点につながってしまいましたが、あの意識は間違いなく、これまでやってきた“マイボールを大切する”ことが我々にとっての強みなのだ、と選手が勇気を持って実践してくれたことがでていたと思う。何か大きく成長しようとした時は、痛みなくして成長はできないと思いますので、そこは選手がやってくれたことが見えた部分だと思います」
「スペイン戦にしてもドイツ戦にしても、我々が得点した場面を思い出して頂くと、ゴールキーパーまで選手がプレッシャーをかけて、そこでボールを奪ってゴールつなげたのが1得点ずつあった。選手たちはそれをチャレンジしています」
「マイボールにすることが、プレッシャーを回避できたときに大きなチャンスにつながる、そして試合をコントロールすることにつながる。このことに世界の最先端をいく選手たちはトライしていること。我々はボールを奪って得点に結びつけることができましたが、世界の強豪もトライしているということは、このワールドカップで我々も学んだところ。我々も失点はしたくないですが、彼らがやっているようにマイボールを大切にして自陣から攻撃を組み立てる、かつカウンターも仕掛けられる、ことはこれからもトライをしていきたいと思っています」と答えました。