◇プロ野球セ・パ交流戦 楽天9-2巨人(12日、楽天生命パーク)

楽天の先発・則本昂大投手が10年目で通算1500投球回と通算100勝を上げる、記録づくめの1日となりました。

2回に打者12人の猛攻で9得点の援護をもらった則本投手は巨人打線に対し、3回まで一人も出塁を許さない完璧な立ち上がりを見せます。

6回にはウォーカー選手にホームランを浴びますが、7回2失点の好投を見せ、プロ通算1500投球回を達成。この回でマウンドを降りましたが、後続が追加点を許さず、則本投手はプロ10年目で通算100勝も達成し、チームの勝利に華を添えました。

▽下記、則本投手の主なヒーローインタビュー

――プロ通算100勝目について

「ほっとしています」

――前半の投球について

「今年の中で一番良かったので、初回からとばしていけるところまでと思って投げていて、そうしたら珍しくタツ(辰己涼介選手)が2本もホームラン打ったので、2本目打った後に『これはお立ち台あるぞ』とプレッシャーかけられたので、めっちゃ頑張りました」

――投球の内容について

「本当は(失点)0でいきたかったんですけど、そう簡単にもいかなかったので、でもなんとかそれなりに良いピッチングができたかなと」

――100勝達成。プロでの道のりについて

「小さい頃から巨人戦はいつもテレビでやっていたので、その相手で達成できたことはすごくうれしいですし、ちょっと自分に感動します」

――1500投球回達成について

「ずっと先発で投げさせてもらっているからできたと思うので、たくさんの方々に感謝したいと思います」

――今後の戦いに向けて

「交流戦なんとか最低限5割で終わることができたので、少し休みをとって、またエンジン全開でやっていきたいと思います」