石川遼「自覚に欠ける」隔離期間の行動謝罪
ゴルフの石川遼選手が24日、アメリカから帰国後の自主隔離期間中の行動について謝罪会見を行いました。
石川選手はアメリカから帰国後、自主隔離先のゴルフ場で、一緒に帰国したコーチと練習や食事をしていました。その場に自主隔離中ではないゴルフ場関係者も同席していたことが分かっています。
この行動により、日本ゴルフツアー機構(JGTO)から1か月間の出場停止処分を受けていました。
――以下、石川遼選手謝罪コメント全文
皆様、本日お忙しい中、このような時間を割いていただき、本当に申し訳ありません。
この度、私、石川遼が海外から帰国後の自主隔離期間14日間において取った行動によって、コロナ感染対策にご尽力いただいている皆様を始め、いつも応援してくださっている皆様、そしてJGTOの皆様、選手会の皆様に、多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。
また、改めましていつも応援してくださっているファンの皆様に自分の取った行動によって、最後の4試合に出場することが出来なくなったと、この自分の取った行動は間違いであり、自分のミスというものを大変重く受け止めております。
楽しみにしてくださっていたファンの皆様に対して、応援してくださる皆様に対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この記者会見の場を設けていただくにあたって、報道にあった当初からこのタイミングになりましたが、それまでの期間、事務所を通して私の思いとして、ファンの皆様に書面を通して発信させていただいておりました。
時間がたつにつれて、自分の口から直接、いつも応援してくださっている皆様、もし心配をして下さっている方がいれば、その方々に対して、自分の口から直接お伝えする、お詫びすること、そして説明することがあれば、直接自分の口で説明するということが必要ではないかと。
自覚が甘いかもしれませんが、時間がたつにつれてそういった気持ちが強くなり、私の方から直接、カシオ計算機の方に相談をさせていただき、身勝手な形かもしれないですが、この場を設けていただきました。
カシオ計算機の皆様、黒潮観光開発の皆様にも、ご迷惑をおかけして大変申し訳なかったと思っております。
自分の自主隔離中の14日間で取った行動、ゴルフの練習を行っていたことは事実ですし、そして自分の大きな勘違いであった部分としては、コーチと二人でアメリカに行っていたんですけども、ずっと行動を共にしていたので、その二人であれば帰国後も一緒に行動を取ること、一緒に食事してもいいと思い込んでいました。
自主隔離中にゴルフの練習をしていたことも、過去にそのような措置を受けたことがありました。
今年の頭だったかと記憶しているんですけれども、その時とのルールというか、自分の頭の中で混同してしまっていたのと、どこか自分の中で正直、『このような形であればルールが守れている』という思い込みがあり、細かいルールを確認せずに、今回このような行動を取ってしまったことは、大変自覚に欠ける行動だったと深く反省しております。
また、食事も本来は1人でとるべきところをコーチと2人でとっていました。この時点でルールを逸脱する行動だったということですが、それに併せてこの14日間で2回ほど、宿泊先のゴルフ場の関係者の方が入り、会話をした、接触をしたこともありました。
2人で食事をとることも本来はいけないことであり、個室で食事をいただいていたんですが、本来であれば、1人で食事をとらないといけなかったところ、『2人はルール内だ』と自分で思い込んでいた。
そこにもう1人、会話に入ってくるというところを、自分が『これはいけないことなので、接触はしてはいけないので』と、その言葉もお伝えすることが出来ずに、『大丈夫だろう』と思って行動してしまったというのは、大変自覚に欠ける行動だったと思っております。
今後、このようなことがないように、しっかりとこの期間で反省して、自分を見つめ直して、これからも努力をしてまいりたいなと思っております。
また、今後のことに関しては決まってはいないので、本日、直接自分の口からお伝えする機会を、このような形で、時間を割いていただいて申し訳ありません。
本当に今後このようなことがないように、より一層自覚を持って行動してまいりたいと思っております。
本当に申し訳ございませんでした。