男子テニスATP トイレ休憩ルール変更へ
男子プロテニス協会ATPは23日、2022年シーズンに向けたルール変更を発表しました。
ルール変更は主にトイレ休憩に関するもので、1試合で1回のみ、トイレに到着してから3分と明記されることに。また、トイレ休憩はセットとセットの間でしかとることができないということも定められました。そして、3分間のトイレ休憩の他に2分間、着替えを行うための休憩が認められるということです。
これらの休憩の時間をオーバーすると1回目は警告、2回目は失点などのタイムバイオレーションが適用されるということです。
トイレ休憩に関しては今年の全米オープンでステファノス・チチパス選手が1試合で何度も数分以上にわたり、トイレ休憩を取ったことが物議を醸しました。
今のところ、四大大会などを統括する国際テニス連盟=ITFの大会では「1試合で2回、合理的と思われる時間、トイレ休憩を取ってもいい」というルールに変更はないということです。
これを受けて、SNS上では「長いトイレ休憩は戦略的にも使われてたからね」や「コート上にタイマーとかできるのかな」などさまざまな意見があげられています。
*写真:ロイター/アフロ