青木功会長 石川遼について「軽率な行動」
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は石川遼選手の海外から帰国後の自主隔離期間中の行動における一部報道について、謝罪と状況報告の文書を公表しました。
「11月8日、一部週刊誌のデジタル配信におきまして、弊機構の副会長を務めます石川遼に関する報道がございました。内容は、厚生労働省が定めております、海外から帰国した際のいわゆる自主隔離期間中に、千葉県内のゴルフ場でラウンドし、その後複数名での食事等をしていたというものです」
この報道に基づいて、JGTOは本人に事実確認。現在はこれらの行動がJGTOの懲戒・制裁規定の違反行為にあたるか検証中だということです。
また、石川選手から副会長、および理事の職を辞する申し出があったことに対しては「近々、臨時理事会を開催し、上記の検証結果を踏まえ、最終的な処遇を決定する予定をしております」としています。
青木会長は「この度の弊機構役員による軽率な行動によりお騒がせし、ご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げますとともに、日ごろからジャパンゴルフツアーを応援していただいておりますファンの皆さま方、関係者の皆さま方に対しまして、深くお詫び申し上げます」と陳謝しました。
また、石川選手が副会長、理事を務めるジャパンゴルフツアー選手会も声明を発表。「今回の出来事を、各選手の戒めとするべく、あらためまして選手各人が、今一度自分自身を見つめ直し、気を引き締めて参る所存です」としています。
写真:日刊現代/アフロ