日ハム吉田輝星 ビッグボスの影響で散髪
プロ野球・日本ハムの吉田輝星投手(20)が26日、契約交渉に臨み、3年目にして初のダウン更改となりました。
この日、髪を切って交渉に臨んだという吉田投手。その理由について、元々切る予定だったとしつつも「(新庄剛志新監督に)鎌ヶ谷で会ったときに襟足がはみ出ていて『これ切った方がいいんじゃない』と監督に言われて。『もう少し似合う髪形にしたらもっと人気出るよ』と言われたので」と新庄新監督の身だしなみに関する一言が理由になったと明かしました。
「小さい頃からテレビで見ていた人なので。現役のプレーはリアルタイムで見ていたわけではないけど、テレビで見ていた通り、カッコいいオーラがあるし、野球の話をしたときはすごく引き出しがあって、考え方がすごいと思った」
ビッグボスと呼べるか聞かれると「活躍して呼べたらいいな」と一言。
「ビッグボスって呼んで、それでファーム落とされたら大変なので。『監督!監督!』でいきたいと思います、最初は」と報道陣の笑いを誘いました。
高卒3年目となった今季、吉田投手の1軍登板は4月2日のロッテ戦のみ。2回7失点で降板。その後は2軍暮らしが続いたシーズンでしたが、「まっすぐはよくなったのが収穫」と話しました。
「ファームの試合でしか投げていないですけど、こういう打ち取り方をしたい、と思い描いた打ち取り方を再現できる確率が、前より全然増えてきた。アウトコース、アウトローのまっすぐをずっと練習していたので、困ったらそこっていう。まだアバウトですけどある程度いくようになってきた。(カウント)2-3まで違う変化球を使ったりとか気持ちの余裕も出てきました」と手応え。
「コーチの方々、木田さんにも『将来はエースになるため』と言われていた。今年があって良かったといつかエースになって、言えるようにしたい」と決意を語りました。