吉田輝星「いつかビッグボスと呼べたら」
プロ野球・日本ハムの“BIG BOSS”こと新庄剛志新監督が10日、沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプでブルペンを、視察しました。2018年のドラフト1位・吉田輝星投手(20)の投球を見守った新庄監督は、最後にアドバイスを送り、右肩をポンとたたいて激励しました。
練習後に取材に応じた吉田投手は。
「初めて目の前で(新庄監督を)見たけど、オーラがすごいなと思いました。『3年目の吉田です』と自己紹介させてもらったんですけど、『知ってる知ってる』と言われたので、うれしかった」と初対面でのエピソードを明かしました。
そして、新庄監督がブルペンに来た時の状況を聞かれると。
「急に記者の方々が走ってきたので、一気にプレッシャーすごくなった。見られないより見られた方が気合いが入るし、『よし、投げてやるぞ』となるので、悪い方には気にならなかったです」と、話しました。
ブルペンでかけられた言葉については、「来年から頑張ろうという感じの話で、ストレートを少しほめてもらった。今年1年かけて“真っすぐ”を磨いてきたので、やってきたこと間違いじゃ無かったと感じた。練習内容が合っていたと、ほっとした気持ちになりました」と手応えを語りました。
さらに、新庄監督に報道で『他の人に見られないように努力していた』と話しているのを知ったという吉田投手。
「裏で努力しなきゃいけないと新庄さんに会って感じたので、自分らしくできるよう頑張りたい。まだ呼んだことないですけど、いつかBIG BOSSと呼べたらいいかな」と、笑顔を見せました。