楽天・辰己がゴールデングラブ賞を初受賞
守備の名手を表彰する「第50回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が2日に発表されました。
楽天では3年目の辰己涼介選手が初受賞。自己最多となる130試合に出場し、持ち前の走力をいかした広い守備範囲で幾度もピンチを救ってきました。また楽天では外野手が同賞を受賞するのは初めてとなります。
初受賞となった辰己選手は「今回、目標の一つであったゴールデン・グラブ賞に選んでいただき、大変嬉しく思います。いつも応援していただき、大きな力をくださるファンの皆さん、また、日々支えてくださる、監督、コーチ、球団スタッフの皆さんには感謝しかありません。来シーズンも皆さんの期待に応え、感動を与えられるようなプレーができるよう、精進していきたいと思います」とコメントしました。
辰己選手と言えば、昨シーズンの7月3日のお立ち台で「則本さんにさんざん“守備の人”“守備の人”と言われて頭に来ていたので、打撃でも見返したい」と話していました。
今シーズンは、パ・リーグ史上初となる開幕戦・初回先頭打者ホームランを放つなど打撃でも注目を集めた辰己選手。則本昂大投手からいじられていた“守備の人”が名実ともに“守備の名手”となりました。