西武栗山 今シーズンは「通過点」
プロ野球・西武の栗山巧選手(38)が2日、契約更改交渉に臨み、900万円増の年俸1億7900万円でサインしました。
2000安打を達成した今シーズンを振り返り「まだ上に向かっていく途中といいますか、通過点」と語った栗山選手。「一本ずつというところは変わりないし、(新たに)大きい目標が見えてきたらうれしい」と、さらなる向上を誓いました。
「ファンの皆さんの声援をもっと受けられて、またその声援に応えられるような、そういう選手になりたい」と、節目の数字を迎えてもなお高い理想像を描き続けます。
栗山選手は今シーズン117試合に出場して打率.251。「僕自身も物足りないし、見ている人もそうだと思う」と不甲斐なさをのぞかせます。「(数字を)全部あげたいです。もうちょっとボーンといきたいですね」と語りました。
日本シリーズの感想を問われた栗山選手。断片的にしか見ていないとした上で「心揺さぶられる熱い戦いがあった。当然僕たちもできると思っていますし、やらなくちゃいけない。我々が来年はチャンピオンフラッグを取りたい」と、2008年以来の日本一への思いを口にしました。