勇退の村上主審を浦和&名古屋が胴上げ
◇明治安田生命J1リーグ第38節。名古屋0-0浦和(4日、豊田スタジアム)
アウェーで迎えるリーグ最終節、浦和レッズは、今季限りで現役引退する阿部勇樹選手が約4ヶ月ぶりにベンチ入り。また契約満了で今季限りでの退団が決まっている槙野智章選手もベンチに入りました。
後半35分に阿部選手と槙野選手が途中出場で共にピッチへ。槙野選手は敵陣ゴール付近で粘り強いプレーからファールをもらうなど、アグレッシブなプレーでチャンスを作りました。しかし、最後まで試合は動かず、0-0となりました。
そして試合後、両チームの選手が花道を作ったのは、今シーズンで勇退が決まっている村上伸次レフェリー。槙野選手は「村上さんの笑顔が僕たちを気持ちよくさせてくれました。最高のレフェリングをありがとう!お疲れ様でした」と書かれたメッセージTシャツを着用。最後は両チームの選手たちで胴上げを行い、スタジアムには大きな拍手が送られました。
これに対しSNS上のサポーターからは、「槙野らしい」「最後まで相変わらずだな」と賞賛の声が上がりました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ
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