巨人小林誠司32歳「初心に返って泥臭く」
プロ野球・巨人の小林誠司選手(32)が7日、契約更改を行いました。4年契約で来季が3年目となり、現状維持でサインしました。
今季出場は64試合にとどまった小林選手。キャッチャーとしては安定感を見せましたが、打率は1割に満たない.093でした。
「自分自身この2年すごく悔しいシーズンでしたし、二度と送りたくないシーズンだと思っているので、来年は初心に戻った気持ちで、泥臭く頑張らないといけないなと思っています。バッティングとかは本当に情けない、ふがいない成績が続いているので、それはもちろんどうしたらチームの役に立てるのかをしっかり考えながら、取り組んでいきたいなと思っています」
捕手最年長、来年33歳を迎える小林選手。今季は大城卓三選手がスタメンマスクをかぶる場面が多く、小林選手は試合終盤に出場することが増えました。
「試合の終盤で僅差の展開の中で座らせてもらえる、うれしさと、緊張、不安があった中で、自分自身に自信を持ってグラウンドにたてたという部分においては、守備の部分はすごく自信を持ってやっていきたいなと思います。そういう競った部分の中で、いろんなピッチャーと話しながら、乗り越えられたのは来年につながる話だと思うので、若いピッチャーもそうですが、そういう話をしていきたいなと思います」
来季の目標は正捕手の奪還。そのためには自主トレから意識を変えて臨む必要があると話します。
「技術不足というのは目に見えて、分かっている部分。すべてにおいてレベルアップしないといけないと思っている。いつもと同じようにやっていれば、同じような結果になると思うので、自分の中でしっかり考えて、来シーズンは変わった姿を見せられるように高い意識を持って取り組めればなと思います」