メジャーリーグ、アメリカン・リーグ（AL）のMVPをめぐってはアメリカでも意見が分かれています。ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手なのか、エンゼルスの大谷翔平選手なのか。

日本テレビは去年までオリックスに在籍した元メジャーリーガー、アダム・ジョーンズさんに意見を聞きました。インタビューしたのは今月16日で、ジャッジ選手のホームラン数は57でした。(21日午前10時現在でジャッジ選手の本塁打数は59本）

ジョーンズ氏は「大谷選手がやっていることは本当に偉大。彼は最高の選手といえると思う。誰も10勝しながら30ホームランなんて達成したことがない。彼がやっていることは本当に偉大」と熱弁しました。

「でも、僕は勝つことに重きを置いている。エンゼルスはプレーオフに出るのもあやしい。トラウト選手と大谷選手を擁しているにもかかわらずね。対して、ジャッジ選手はチームが勝っている。プレーオフの行方がMVPの決め手になるのかなと思う」

ヤンキースはAL東地区の1位。エンゼルスはプレーオフ進出を逃しています。ジョーンズ氏は、大谷選手は歴史そのもの、と称賛しましたが、チームを勝っているかどうかも、MVPには大事な要素だと語りました。