◇プロ野球セ・リーグ 広島ー巨人（20日、マツダスタジアム）

0-4とリードされた巨人は3回2アウトから登板した田中千晴投手が素晴らしい火消しをみせ、チームに流れを引き寄せます。

広島のマウンドには変わらず玉村昇悟投手。先頭打者の吉川尚輝選手がセンター前へのヒットで出塁すると、続く秋広優人選手はショート矢野雅哉選手のエラーでノーアウト1、2塁とチャンスを広げます。

ここで打席に入ったのは4番の岡本和真選手です。カウント0-1からの2球目、134キロのチェンジアップを振り抜くと、打球はレフトスタンドに吸い込まれていきました。

SNSではなんと阪神ファンから「猛虎魂を感じる」の声が。2位広島の勝敗いかんで阪神のマジックに影響が出るためです。岡本選手は今シーズン第34号3ランホームラン。8月12本目のホームランで、キング独走態勢です。