【江川が選ぶ】今季新人王は燕・奥川恭伸
今季は新人が大活躍したプロ野球。ハイレベルな争いの末、セリーグは栗林良吏投手、パリーグは宮城大弥投手が新人王に選ばれました。
そんな多士済々の新人から、野球解説者の江川卓さんが自身の選ぶ新人王にヤクルトの奥川恭伸投手(20)を挙げ、18日の「Going!Sports&News」で、その理由を語りました。
奥川投手はプロ2年目の今季、18試合に登板し9勝4敗、防御率3.26の成績を残し、日本シリーズ第1戦に登板。パリーグMVPに輝いたオリックスの山本由伸投手とハイレベルの投手戦を繰り広げ、7回1失点の好投を見せました。
江川さんは、「日本シリーズの第1戦投げられるってすごいことなんですよね。やっぱり実力があったということですね」と、大一番の先発に抜擢された事実を高く評価しました。
新人王は逃しましたが、新人特別賞に輝いた奥川投手。17日の契約更改の会見では、「シーズンが始まって、一番最初にマウンドに上がる。先発投手がみんな目指して頑張っていると思う。自分もその一人として、そこの舞台に立てるように頑張りたいと思っている」と、来季の開幕投手を目標にしています。3年目の更なる成長に期待です。