ドジャースの山本由伸投手が日本時間5日、翌日のパドレスとの地区シリーズ第1戦を前に会見を行いました。

当初は第2戦に登板予定でしたが急きょ初戦に先発することになったことについて「昨日の練習前に監督やスタッフと話をして言われました」と登板2日前に正式に決まったことを明かし、「伝えられたときは多少びっくりするところもありましたけど体調もすごくよかったですし、初戦は流れを左右することが大きいので責任を持って全力で投げたい」とコメントしました。

これまで日本シリーズやWBCなど数々の大舞台で登板してきた山本投手。その経験をどう生かすかについて質問されると「とにかく勝つことに集中して、今まで大事な試合での登板経験はありますけど、メジャーでのプレーオフは初めてなので新しい気持ちでとにかく全力で頑張りたい。（日本シリーズなど大舞台の経験は）もちろんプラスに働くことはありますけど、いつもと変わらない気持ちで明日の一戦に集中したい」とシーズン中と変わらず、いつも通りのピッチングを心がけることを強調しました。

今季はシーズン途中にけがの影響で一時離脱。現在の状態については、「感覚的にはいいと思う。9月に4試合に登板して、試合では細かいところもいいところが出てきているので自信を持ってマウンドに上がりたい。もちろんまだまだな部分もありますが、けがの前よりもよくなっている部分もあります」と問題ないと話しました。