◇MLB　ワイルドカードシリーズ メッツ 4-2 ブリュワーズ(日本時間4日、アメリカンファミリー・フィールド)

メッツが9回に逆転3ランを放つなど、劇的勝利を見せたこの試合で、逆転劇の前にベンチでは“げん担ぎ”が行われていました。

勝った方が地区シリーズに進出する第3戦。メッツは9回表に2点ビハインドと後がない状態でした。ここで中継に映し出されたのは、メッツのショーン・マナイア投手がキャップの表裏を逆に被る様子。

これは『ラリーキャップ』と呼ばれゲームの終盤に“試合をひっくり返す”ように逆転勝利を願うおまじないです。

すると先頭のフランシスコ・リンドア選手が四球で出塁。その後ブランドン・ニモ選手のヒットで1アウト1・3塁のチャンスを作り、4番ピート・アロンソ選手が逆転3ランHRを放ちました。

さらにスターリング・マルテ選手のタイムリーでリードを2点差に広げると、4-2で劇的な逆転勝利を挙げました。

この逆転劇とおまじないにファンからは「ラリーキャップは効果があるよ、みんなに言っておくよ」、「ショーン・マナイアのラリーキャップを忘れてはならない」などの声が上がっています。