北京五輪で、日本人選手初の金メダリストとなったスキージャンプの小林陵侑選手へ6日、岸田文雄首相から祝辞が贈られました。

小林選手はスキージャンプ男子個人ノーマルヒル決勝で1回目104.50m、2回目99.50mを跳び、計275点で金メダルを獲得しました。

■岸田首相の祝辞

小林陵侑選手、そして日本選手団の皆さんへ。

気迫の滑りでメダル第1号となる銅メダルを獲得した男子モーグルの堀島行真選手や既に競技に挑んでいる選手の皆様の活躍に続き、日本選手団第1号となる金メダル獲得、おめでとうございます。男子のスキー/ジャンプでの金メダルは、長野オリンピック以来、24年ぶりの金メダル獲得という快挙です。

小林選手が、努力を重ね、本番で自分の力を出し切り、見事栄光を掴(つか)みとられた勝負強さに心から敬意を表します。小林選手が見せてくれた北京の空に羽ばたく勇姿をはじめ、世界中が注目する大舞台で選手の皆様が真剣勝負の競技に打ち込んでいる姿は、国民に感動と勇気を与えてくれます。これから出番を迎える日本代表選手全体にも力を与えてくれるはずです。

引き続き、日本選手団の皆さんが、日本中、そして世界中に夢と感動、希望を与えてくれることを期待し、全国の国民の皆さんとともにエールを送り続けたいと思います。

がんばれニッポン！更なる躍進を期待しております。

■小林陵侑選手のコメント

祝辞拝見いたしました。岸田総理大臣からの直々のメッセージ、すごくうれしいです。まだ競技が残っていますので、この勢いにのって、日本をもっともっと盛り上げていけるように頑張っていきます。ありがとうございました。