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羽生結弦、3.11アイスショー開催 「3月11日じゃないと届けられない気持ち」 震災から12年…宮城で

2023年1月9日 12:04
羽生結弦、3.11アイスショー開催 「3月11日じゃないと届けられない気持ち」 震災から12年…宮城で
東日本大震災から12年となる今年3月11日に、羽生結弦さんがアイスショーを開催することになりました。

アイスショーのタイトルは「羽生結弦notte stellata」。「ノッテ・ステラータ」には、イタリア語で満天の星という意味があります。2011年の3月11日、羽生さんは地元の宮城県仙台市で被災。震災の夜、停電の暗闇の中で見た美しい満天の星に希望を感じたことから名付けられました。人々が少しでも笑顔になれるキッカケになればという思いが込められているということです。

去年7月にプロ転向した羽生さんは「プロになったからこそ、大切な日に演技出来るということが、やっと出来るなという気持ちもあります」と話し、特別な日に行われるショーに向けた思いを語りました。

「3月11日じゃないと届けられない気持ち、3月11日だからこそ、思っていただける気持ち、受け取り方、色んな事があると思うので、そういう意味ですごく大切に演技したいと思っています」

アイスショーは、3月10日から3日間、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開催。出演スケーターは順次発表される予定です。