◇プロ野球開幕戦 巨人-阪神(29日、東京ドーム)

巨人のドラフト3位ルーキー・佐々木俊輔選手が阪神との開幕戦に1番センターで先発出場。第2打席でプロ初ヒットを記録すると、続く第3打席ではチーム初得点に貢献しました。

両チーム無得点の3回、2アウト2塁の場面で佐々木選手は第2打席。阪神の先発・青柳晃洋投手から4球連続ファウルで粘って迎えた7球目、ストレートに詰まった打球は、青柳投手の前へ転がり内野安打。佐々木選手はH(ヒット)ランプを笑顔で見つめました。

その後、5回1アウト3塁のチャンスで3度目の打席。インコースの変化球をはじき返しショートゴロとなりますが、3塁の吉川尚輝選手がタッチの差で本塁へ滑り込み先制点。フィルダースチョイスとなり佐々木選手の初打点が記録されました。

阿部慎之助監督がルーキー時代の2001年にキャッチャーで先発出場して以来、チームでは23年ぶりとなる新人野手の開幕スタメン出場。阿部監督はプロ初打席で初安打・初打点を記録するなど4打点をマークしています。