◇MLB エンゼルス4×ー3ヤンキース(日本時間18日、エンゼル・スタジアム)

「2番指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平選手は3試合連続となる35号同点弾を放つなど猛打賞の活躍でチームの勝利に貢献しました。

2点ビハインドで迎えた7回、2アウト1塁で大谷選手に打席が回ります。外角のストレートを捉えると、打球は左中間スタンドに吸い込まれました。このとき大谷選手は雄たけびを上げ、1塁付近で大きなガッツポーズをみせるなど感情をあらわにしました。

エンゼルスは10回に代打出場のステファニック選手がタイムリーを放ちサヨナラ勝利となりました。

試合後のネビン監督は会見で大谷選手のホームランについて「今までフィールドで見た中で最も感情があふれていた。すごかった」とたたえました。

またホームランを放った際に大谷選手が見せたバットを投げ捨てる“バットフリップ”については「この2週間、彼にとってはフラストレーションが溜まるばかりだった。彼は勝ちたいと思っている。それが現れている」とコメントしました。

サヨナラヒットを打ったステファニック選手は大谷選手の同点2ランの場面について「彼は素晴らしいスイングをした。ボールは遠くへ飛んでいき、翔平は翔平らしいことをやってのけた。信じられないようなスイングでゲームをふり出しに戻した」と振り返りました。