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【夏の甲子園】ベスト4が決定 2連覇狙う仙台育英vs神村学園 慶応vs土浦日大の関東勢

2023年8月19日 18:55
夏の甲子園、第105回全国高等学校野球選手権記念大会準々決勝の4試合が19日に開催。慶応土浦日大神村学園仙台育英の4チームが準決勝に駒を進めました。

(神奈川)慶応7-2沖縄尚学(沖縄)

慶応は4回に先発の鈴木佳門投手が、沖縄尚学4番仲田侑仁選手に2ランHRを浴び先制を許しますが、6回に反撃。

1アウト満塁のチャンスで、4番加藤右悟選手が左中間を破る走者一掃の3点タイムリー2塁打を放ち、逆転に成功。さらに続く5番延末藍太選手、6番渡辺憩選手、7番福井直睦選手のヒットで一挙6得点を奪いました。このリードを守り切った慶応は、1920年以来103年ぶりのベスト4を決めています。

(茨城)土浦日大9-2八戸学院光星(青森)

土浦日大は3回に打線がつながります。2つの四球でチャンスを作ると、3番後藤陽人選手の先制タイムリー。さらにその後、5番松田陽斗選手が2点タイムリーを放ち、3点を奪います。

その後1点差に迫られるも5回にはビッグイニング。8番鈴木大和選手のスクイズ、2番太刀川幸輝選手の3点タイムリー3塁打、3番後藤選手のこの日2本目のタイムリーで5得点。ねばる八戸学院光星を一気に突き放し勝利しました。土浦日大は初めてのベスト4、夏の甲子園37年ぶりの初戦突破から快進撃を見せています。

(鹿児島)神村学園6-0おかやま山陽(岡山)

神村学園は、先発の松永優斗投手が好投。打たせて取るピッチングで、おかやま山陽打線を6回途中被安打3で無失点。さらに2番手・黒木陽琉投手も好リリーフを見せ得点を許しません。

すると0-0で迎えた8回に神村学園打線が援護。8回、1アウト1、3塁から4番正林輝大選手にタイムリーで均衡を破ると、この回一挙5得点。最後まで得点を許さなかった神村学園が完封勝利で初のベスト4入りを決めました。

(宮城)仙台育英9-4花巻東(岩手)

東北対決となった一戦は、夏の甲子園2連覇を目指す仙台育英が強さを見せます。3回に5番尾形樹人選手、6番鈴木拓斗選手の連続2点タイムリーで4得点。4回には3番湯浅桜翼選手、4番斎藤陽選手などのタイムリーでまたも4点。中盤で8点の大量リードを奪います。

投げては湯田統真投手、武藤陽世投手、仁田陽翔投手、田中優飛投手と4投手が、花巻東打線を8回まで2安打に抑えます。9回に花巻東の猛攻を受け4点を失いましたが、最後は大会注目のスラッガー佐々木麟太郎選手をアウトに仕留め勝利。大会2連覇へあと2つと迫りました。

準決勝は21日の9時から第1試合に仙台育英vs神村学園、11時35分から第2試合に慶応vs土浦日大が行われる予定です。

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