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ハピネッツシーズン後半に向けて 鍵を握るデータの数字=スタッツのどこに注目しているかチームのキーパーソンを直撃

2025年1月23日 17:49
ハピネッツシーズン後半に向けて 鍵を握るデータの数字=スタッツのどこに注目しているかチームのキーパーソンを直撃

バスケットボールりそなグループB1秋田ノーザンハピネッツは25日土曜日、年明け最初のホーム戦を迎えます。シーズンの後半に向けて。鍵を握るスタッツ=数字は何なのか!?選手・ヘッドコーチを廣田アナウンサーが直撃しました。

廣田裕司アナウンサー
「B1リーグのレギュラーシーズンは60試合。ちょうど半分の30試合がすでに終了しています。秋田ノーザンハピネッツは、14勝16敗と、わずかに勝率5割に及びません。この勝ち・負けの、まさにウラにあるのがスタッツ、と呼ばれるチームの成績がまとめられた数字です。”数字はうそをつかない”と言われるように、ハピネッツのシーズン前半30試合の戦いぶりがこの数字に表れています。主なスタッツではありますが、この中で選手やヘッドコーチが気になったスタッツはどれなんでしょうか!?」

中山拓哉選手は…

激しいディフェンスが売りのハピネッツ。まずは守備職人の中山拓哉選手に聞きました。

「そうですね。スティールですかね。」

丸で囲った数字はB1・24チーム中、そのスタッツが何番目にいい数字かを示してます。中山選手が選んだ、スティール1試合平均8.3回は現在リーグ1位です。

「誰かがずば抜けて多いとかではなくてチームとしてスティールが増えて、自分たちがやりたいことが形になってきているのかなと思います」

「ここ最近のシーズンだとちょっと減ってしまっていた中で、こうやってスティールで今のところ1番取れてるのは秋田らしさっていうのは出てるのかなと思います。いいディフェンスしたあとにチームとして決めきることが得点・2ポイントのところもあがっていく1つの要素なので、そこはチームとしてしっかり決めきれるようにしていきたい」

前田顕蔵ヘッドコーチは…

続いて、就任6シーズン目、前田顕蔵ヘッドコーチが気になるスタッツは!?

「ここがちょっと問題。2ポイントの成功率45.6%」

前田HCが選んだのはオフェンス面。リーグ最下位の2ポイントシュートの成功率です。これに付随してハピネッツは平均得点もリーグ最下位となっています。

「(得点)はいくら伸びても守れなかったらうちは勝てませんよというのが大前提で、2点の確率があがれば、ここ(平均得点)は上がるということで、1つはスティールが1位で、ターンオーバーからの得点が2位。ここの得点が伸びることで2点の確率は間違いなく上がる。これがまず1つなのでディフェンスがまず一番大事というのは僕たちが忘れちゃいけないこと。100点ゲームしたいです。だけど自分たちのスタイルをちゃんと表現した中での100点ゲーム。100点取ったけど110点取られる試合はしたくないというところがすごく大事」

「この直近6試合で言うとアベレージが76(75.8)。リーグの中で15番目ぐらいの得点に入ってくるんで、あんまりいじらないと、いじらないと、というよりかは役割を明確にしながら選手たちの迷いをとっていくという、そこが一番大事なのかなとは思っています」

「なんかいいとこ。悪いとこ、ついつい悪いとこ言っちゃうんですよ。だけど、いいとこフォーカスしながら悪いところをどう伸ばしていけるかっていうマインドでみんなにはやってほしいなという風に」

田口成浩選手は…

最後は仙北市出身の34歳キャプテンの田口成浩選手。

ハピネッツでは唯一、個人のスタッツでB1のトップ10入りしているのが田口選手の3ポイント成功率です。

そんな田口選手が選んだスタッツは、、、リバウンドでした。

平均リバウンド数36.7本でB1・16位のハピネッツ。ただ、リバウンドも攻撃時のオフェンスリバウンドと守備の際のディフェンスリバウンドに分かれています。ハピネッツはリーグ5位のオフェンスリバウンドに対し、ディフェンスリバウンドが下から2番目の23位と大きな違いが。

「オフェンスリバウンド取れてるのに、ディフェンスリバウンドなんでとれないのというところから、こっちの失点も増えてるだろうし、ここにもここにもいけないというところが僕は正直明確。リバウンド。ディフェンスリバウンド、その半分でもとってれば、オフェンスの回数が増えるだろうしディフェンスの回数が減るだろうし、メリットしかないんですよね」

「いかに飛ばせないように取らせないようにするという技術だったり激しさ、フィジカルすね。そこが足りないからこそ取られてるんではないかなと。1つ1つの細かいところを積み上げることで1勝とれると思うんで、その1勝を積み上げて僕たちの目標に届くように毎試合チャレンジして皆さんに積みあがったところをお見せできるように、キャプテンとして引っ張っていきたいなと思います」

勝負のシーズン後半へ。スタッツ、そして順位が上向きになる熱い試合の数々を期待しています。

25日土曜日茨城ロボッツを迎えるホーム戦は廣田アナウンサーの実況でABSテレビでお伝えします。

最終更新日:2025年1月23日 18:50
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