レジェンドから直接指導!大館市で元プロ野球選手による野球教室「継続することを大切に」
プロ野球のレジェントが秋田を訪れました。
現役時代通算219勝をあげた山本昌さんと、通算2186安打を放った内川聖一さんが、19日、大館市で野球教室に参加し、子どもたちに基本の大切さを伝えました。
19日、大館市のニプロハチ公ドームに集まった子どもたちが待っていたのは、50歳まで現役を続け、通算219勝をあげた山本昌さんと、セ・パ両リーグで首位打者に輝き、通算2186安打を放った、内川聖一さんの2人。
この野球教室は、親子で一緒に体を動かし、健康づくりにつなげてもらおうと、住友生命が開いたもので、県内に住む児童と保護者、約190人が参加しました。
32年間のプロ生活で一度もひじと肩を痛めたことがないという山本昌さん。
正しい投げ方をすれば、けがのリスクが減るとして、肩を大きく回して投げることが大切だと伝えました。
右バッターのシーズン最高打率の記録も持つ内川さんは、「傘を持つイメージでバットを構えると、リラックスして構えることができる」とアドバイスしました。
子どもたちは、プロ野球の第一線で活躍した2人の指導を受けながら、約1時間、楽しく汗を流しました。
4年生
「投げる形や球のスピードがうまくなりそうな気がしました」
5年生
「試合や練習の時に内川さんや山本昌さんに教えてもらったことをいかしたいです」
内川聖一さん
「きょう習ったことを常に忘れないように継続してやってもらうというのは僕は大事だと思いますから、継続してがんばってほしいなと思いますし、野球が楽しいなと思えるきっかけになってくれると、きょう一日、僕らが来た意味があると思いますから、きょう一日をきっかけにして『さらにこう野球をうまくなるぞ!』というふうに思ってもらえるとうれしいなというふうには思いますね」
山本昌さん
「上手い下手関係ないんでね、やっぱり好きなことを続けてがんばっていくっていうことをがんばってほしいと思います」
「スポーツを通じてね、続ける気持ちを持ってほしいなって。なんでも辛抱強く続けるっていうね、勉強でもそうですし、ほかのスポーツをやるにしても、将来、そういう気持ちでがんばっていただければ非常にうれしいと思います」
山本昌さんと内川さんの2人は、「基本を大切にして、とにかく野球を楽しんでほしい」と話していました。