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市山翼が1時間00分22秒で実業団ハーフV 日本歴代8位の力走 丸亀ハーフから好記録続く

2025年2月9日 15:16
市山翼が1時間00分22秒で実業団ハーフV 日本歴代8位の力走 丸亀ハーフから好記録続く
全日本実業団ハーフマラソンで日本歴代8位のタイムで走った市山翼選手(写真:アフロスポーツ)
◇第53回全日本実業団ハーフマラソン(9日、山口循環ハーフマラソンコース)

男子ハーフマラソンでは、サンベルクスの市山翼選手が日本歴代8位となる1時間00分22秒のタイムで制しました。

山口地方の降雪により、晴天も沿道に雪が残るコンディション。レースは東京五輪10000m代表、Hondaの伊藤達彦選手やトヨタ紡織の西澤侑真選手らと先頭集団を形成します。

後半に入り中電工のシャドラック・キプチルチル選手がペースを上げ、伊藤選手が後退。西澤選手と市山選手が食らいつきます。

フィニッシュの維新みらいふスタジアムが近づくと、市山選手がスパート。大会記録には3秒届きませんでしたが、1時間00分22秒の日本歴代8位のタイムで大会制覇。フルマラソンでは2時間07分41秒の記録を持つ市山選手は、3月の東京マラソンにもエントリーしており、弾みをつける優勝となりました。

また伊藤選手が終盤追い上げ、1時間00分27秒の2位でフィニッシュ。3位の西澤選手が1時間00分29秒、4位のキプチルチル選手が1時間00分39秒で続いています。

2月2日に行われた第77回香川丸亀国際ハーフマラソンでは、トヨタ自動車の太田智樹選手が日本人初の“1時間切り”となる59分27秒の日本新記録をマーク。また駒澤大学4年の篠原倖太朗選手は59分30秒、早稲田大学2年の工藤慎作選手は1時間00分06秒、立教大学3年の馬場賢人選手は1時間00分26秒をマーク。記録ラッシュが続いています。

▽男子ハーフマラソン日本歴代10傑
1位 太田智樹  59分27秒(2025年)
2位 篠原倖太朗 59分30秒(2025年)
3位 小椋裕介 1時間00分00秒(2020年)
4位 藤本拓  1時間00分06秒(2020年)
4位 工藤慎作 1時間00分06秒(2025年)
6位 設楽悠太 1時間00分17秒(2017年)
7位 市田孝  1時間00分19秒(2021年)
8位 市山翼  1時間00分22秒(2025年)
9位 佐藤敦之 1時間00分25秒(2007年)
10位 馬場賢人 1時間00分26秒(2025年)
最終更新日:2025年2月9日 15:16