【W杯】試合の取材中に倒れた記者の死因は「大動脈瘤」 カタール滞在中に胸の圧迫感などを訴え
カタールで現地9日に行われたアルゼンチンーオランダの準々決勝の取材中に倒れ、その後、死亡したアメリカのスポーツジャーナリスト、グラント・ウォール氏の死因が「大動脈瘤」であったことが明らかになりました。
ウォール氏は試合中、記者席で仕事をしていたところ、いきなり後ろに倒れ、病院に搬送されましたが、翌10日に死亡が確認されました。その後、遺体がアメリカに戻り、検視したところ、大動脈瘤であったことが分かったということです。
ウォール氏は5日に体調不良でカタールの病院に行ったことを明かしていて、「風邪みたいな症状が10日くらい続いていて、胸の上の方に今までにない圧迫感があって、不快感がある」とSNSに投稿しています。新型コロナウイルスではなかったことも明かしています。
ウォール氏はサッカーを専門としたスポーツジャーナリストで、「SI」や「フォックススポーツ」などと契約していました。