◇MLBヤンキース7-3アスレチックス(日本時間25日、ヤンキー・スタジアム)

ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が今季第4号となる通算261本目のホームランを放ち、勝利に貢献。デレク・ジーター氏の通算本塁打記録『260本』を抜いて球団歴代単独9位となりました。

試合前まで打率.180、と不振にあえいでいた17・22年シーズンのア・リーグ本塁打王のジャッジ選手。3番センターで先発出場すると、初回1アウトランナー1塁の場面で迎えた第1打席は、追い込まれてからの4球目、外のストレートに手が出ず見逃し三振に倒れます。

しかし、この投球が投手のボークとなり三振が取り消され1アウトランナー2塁、再び4球目からプレーが再開されます。すると、アウトコースの158キロのストレートを捉え、打球はライトスタンドへ。豪快な一発は、自身9試合ぶりとなる第4号2ランホームラン。その後もチームは得点を重ね7-3でアスレチックスを下しました。

ジャッジ選手が放ったホームランは通算261本目となり、球団のレジェンド、デレク・ジーター氏の通算本塁打記録『260本』を上回り、球団歴代単独9位となりました。