【なでしこジャパン】W杯ベスト4進出ならず 東京五輪に続きスウェーデンに敗戦 終盤の反撃も及ばず
◇FIFA女子ワールドカップ準々決勝 スウェーデン2-1日本(11日、イーデン・パーク)
2大会ぶりのベスト8進出を果たした日本(FIFAランク11位)。準々決勝でスウェーデン(FIFAランク3位)と対戦。2021年の東京五輪では準々決勝で対戦し、1-3で敗れている強敵です。
試合はスウェーデンにボールを回される展開の中、前半25分ロングボールをディフェンスラインの裏に蹴られると、FWのブラックステニウス選手に熊谷紗希選手が入れ替わられ、ペナルティエリア中央からシュート。これは枠の外に外れます。
日本は前半28分、清水梨紗選手が右サイドからクロスをあげ、ファーサイドから宮澤ひなた選手が飛び込むも得点とはならず。
すると前半32分、スウェーデンが左サイドからのフリーキック。ゴール前に送られたボールは一度は山下杏也加選手がパンチング。しかしゴール前での混戦となり最後はイレステット選手に押し込まれ先制点を許します。
後半もスウェーデンにペースを握られる日本。後半3分コーナーキックのこぼれ球からクロスをあげられるとゴール前の長野風花選手がVAR判定の末ハンドをとられスウェーデンのPKに。このPKをゴール左下に決められ追加点許します。
得点がほしい日本は後半28分、長野風花選手のパスに飛び込んだ藤野選手がシュートを放つもキーパーに阻まれます。
すると後半31分、途中出場の植木理子選手がドリブルでペナルティエリアに進入すると、相手に倒されPKを獲得。このPKを植木選手自らが蹴るも、バーに直撃し得点とはならず。さらにその後の藤野あおば選手の直接フリーキックもバーを直撃します。
それでも後半42分、ペナルティエリア左から清家貴子選手がゴール前にパスを送ると林穂之香選手が走り込みゴール。途中出場の2人で1点差に迫ります。
しかし反撃も一歩及ばず日本は東京五輪に続きスウェーデンに敗戦。ベスト4進出はなりませんでした。