MLBカブスの今永昇太投手が日本時間22日、アリゾナ州メサで行われたキャンプでシート打撃に登板。10人の打者に対し39球を投げ、5つの三振を奪いました。

この日、今永投手は自チーム相手の実戦形式で調整。10人の打者を相手に39球を投げ、結果は1本塁打含む2安打、1四球、5奪三振でした。

今永投手は今季からチームに加入した、メジャー16年間で通算1580安打、198本塁打をマークしているジャスティン・ターナー選手とも対戦。2打席対戦し、四球とライトフライで「レベルの高い打者と対戦することは、自分のスキルを上げるいい機会」とターナー選手との対戦を喜びました。

投球について「欲を言えば、ストレートのストライク率ももう少し上げたい」と振り返り、22球投げたストレートの内、ストライクは15球で68％だったストライク率の向上を次回登板への課題としました。一方で、5三振中3つの三振を奪ったスプリットについては「いい高さに決まっていたので、それは去年との違いかなと思う」と納得の表情で語りました。

最後の10人目との対戦では、1ボール2ストライクと追い込みながらも、ライトへ特大の一発を被弾。登板後、記者から同日の佐々木朗希投手の結婚発表に関して質問を受けると「ちょうどいいですね、最後の特大ホームランをその結婚のニュースで書いてくれればいいんじゃないですかね」と、ジョークで報道陣の笑いを誘いました。

今永投手は3月18日、東京ドームで行われるドジャースとの開幕戦で、山本由伸投手との投げ合いが予定されています。