野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督は日本時間20日、アリゾナ州メサにあるMLB・カブスのキャンプ地を視察しました。来春に開催される第6回WBC選出へ向け、今永昇太投手と鈴木誠也選手へ挨拶をしました。

この日、午前9時30分に到着した井端監督は練習前に今永投手と鈴木選手と対面。挨拶を含め約5分ほど話しWBCへの出場を直訴したとみられています。両選手にどのような言葉をかけたかを聞かれると「1年後ありますので、どの選手もそうでしょうけど、そこを視野に入れながらというのと。鈴木選手辺りはWBCの間際で前回はけがをしてというところで、けがには十分気を付けてほしいなというのは伝えました」と明かしました。

その後、井端監督は今永投手のブルペン投球を見守り「こっちでもトップクラスの成績だった。当然先発の一角に入ってもらわないと困るかなと思っています」と期待。その後は鈴木選手の守備練習、フリー打撃を視察し「貴重な右の長距離砲なので、そこが加わればさらに厚みが増す打線になる」とメンバー入りを熱望しました。

クレイグ・カウンセル監督とも精力的にコミュニケーションを重ねた井端監督は20日に、フロリダへと移動し22日からはメッツの千賀滉大投手、レッドソックス吉田正尚選手を視察する予定になっています。